株式投資をしていると、米国株の上昇を受けて日本市場が上昇するように見えることがあります。また、その逆もそうです。しかし、米国株が上昇して日本株も朝のうちは上昇したけれども、終値で見ると下落に転じている、という場合もあります。

では、米国株と日本株の間には、どのような関係があるのでしょうか。過去データを使って調べてみました。これをバックテストといいます。

米国株が上昇すると、日本株も上昇?

米国株が日足で陽線となったら、それを受けて日経平均の日足も陽線となるでしょうか。逆に、米国株が日足で陰線となったら、それを受けて日経平均の日足も陰線となるでしょうか。

米国株はダウ30種工業株平均、日本株は日経225を使用して、2015年の1年間についてバックテストしたところ、以下の通りでした。

米国株の上下動と日本株の上下動の方向が一致した割合:45.6%

意外といいますか、かなり低い数字になりました。50%近い数字になっていますので、結論としましては「日足で考えるとき、米国株が上昇したら日本株も上昇、または、米国株が下落したら日本株も下落するとは必ずしも言えない」ということになります。

日本株が上昇すると、米国株も上昇?

では、逆の場合はどうでしょうか。すなわち、日本株が日足で陽線になったら、その日の米国株も上昇する?ということです。上の例と同じように2015年のデータでバックテストしますと・・・

日本株の上下動と米国株の上下動の方向が一致した割合:59.9%

こちらは、かなり高い確率となりました。すなわち、「日足で考えるとき、日本株が上昇したら米国株も上昇、または、日本株が下落したら米国株も下落する傾向がある」といえるかもしれません。

この数字を見ると、日本株の動向が米国株の動向に影響を与えているように見えます。しかし、それは正しくないかもしれません。というのは、「中国株の動向が、日本株と米国株にも影響している」と考えることが可能だからです。

日本株・中国株・米国株の関連について、以上のデータからは正確なところは不明です。しかし、少なくとも2015年においては、日本株の動向と米国株の動向には一定の関連があることが分かります(2016年以降も同様という保証はありません)。

「2016年以降も同様の結果となるか分からないけれど、ダウ工業株を取引してみたい!」という場合は、ETFで取引できます。銘柄情報は以下の通りです。

・ 証券コード1546(東証):
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
・ 証券コード1679(東証):
Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信

 

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