株式投資の基礎・用語

株の買い方

2016年2月19日

株の買い方という場合、2つの点について確認が必要でしょう。すなわち、株を買うという手続きの方法と、どの銘柄(株式)を買えば良いのかという選び方です。

そこで、順に確認しましょう。

株の買い方(手続き方法)

ニュースを見ると、毎日のように日経平均株価の速報値が報道されています。そして、ウェブサイトを見ると、数多くの銘柄が売買されています。

これら株式は、主に東京証券取引所(東証・とうしょう)で売買されています。

では、私たちは、東証で口座を作れば良いのでしょうか。東証では、証券口座を作ることはできません。証券会社で口座を作ります。

口座自体は証券会社にあり、証券会社を通じて東証で売買するという仕組みです。

株の買い方

どの証券会社で取引しても、同じ株を売買する

上の図で分かります通り、どの証券会社で口座を作っても、証券取引所で売買します。ということは、どの証券会社を選んでも、同じ株式を売買するということです。

よって、ある株式を買いたいと思う時、A証券会社だったら1株500円で買えるけれど、B証券会社だったら450円でお買い得だ、ということはありません。

よって、証券会社を選ぶにあたっては、株式そのものでなく、サービスの内容で決めることになります。例えば、こんな基準で選びます。

  • 取引手数料が安い
  • 情報が充実
  • 株式以外にも金融商品が豊富
  • 取引ツールが使いやすい
  • 発注方法が多機能

取引手数料の安さで選ぶなら

どの証券会社を使っても同じ株を買えるなら、手数料が安い方が良いでしょう。この観点で選ぶなら、DMM株が最有力です。

下のリンク先の記事では、主に手数料の面で証券会社を比較しています。現物の株式を売買するなら、DMM株が最も安い部類になります。

単元未満株を売買するなら

なお、証券取引所では、基本的に100株を1つの単位として売買します。この単位を単元株(たんげんかぶ)と呼びます。売買数量は、100株・200株・300株…ということになります。

1株1,000円の株式を買う場合、1,000円×100株=10万円となり、少なくとも10万円が必要です。

その一方で、1株ずつ買いたいというニーズも存在します。そこで、各証券会社では、1株から売買できる制度を設けています。1単元未満の数量で買う株式を「単元未満株」と呼びます。

単元未満株だと、少ない資金でも株式を売買できるのがメリットです。その反対に、一般的には、手数料が割高などのデメリットがあります。

単元未満株の売買で有利な証券会社

しかし、手数料が割安でサービスも素晴らしい証券会社が、いくつかあります。

例としては、LINE証券です。LINEポイントを使って株式を売買できます。また、キャンペーンで、口座を作るだけで3株もらえます。自己資金ゼロで株を保有できますから、メリットが大きいです。

LINE証券のメリット【LINEポイントで株を買う】

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また、SBIネオモバイル証券の場合、Tポイントで株式を売買できます。さらに、200円分の期間固定Tポイントを「毎月」もらえます。

顧客に有利な独自サービスですので、SBIネオモバイル証券も有力です。

LINE証券とSBIネオモバイル証券を比較

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証券取引所の取引可能時間

さて、どの証券会社経由でも同じ株式を買えます、という話を書きました。では、東京証券取引所での取引可能時間(立会時間・たちあいじかん)は、どれくらいでしょうか。

下の24時間の円グラフをご覧ください。オレンジ色部分が、取引可能時間です。1日で5時間しかありません。

  • 前場(ぜんば):9時~11時30分
  • 後場(ごば):12時30分~15時

東証の取引時間

日中に自由に株式を売買できる人は、多くないでしょう。そこで、あらかじめ注文を出しておきます。

私設取引システム(PTS取引)

1日5時間しか売買できないのでは、とても不便です。そこで、証券会社によっては、自社で取引所を運営しているところがあります。私設取引システム(PTS)と呼んでいます。

PTSの取引可能時間は、以下の通りです。

  • デイタイムセッション:8時20分~16時
  • ナイトタイムセッション:17時~23時59分

取引可能時間がとても長いのが、メリットです。これなら、一般の方でも比較的容易に取引ができます。PTSで取引可能な証券会社は、主に以下の3つです。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券

株の買い方(手続き方法)のまとめ

以上、株の買い方(手続き)を確認しました。色々ありますが、重要なのは「証券会社で口座を作る」です。

口座開設費用は無料ですし、口座維持費も無料です。そこで、ここはいいな!と思う証券会社がありましたら、積極的に口座を作ってみましょう。

銘柄の選び方

証券会社で口座を作ったら、次に取引です。しかし、銘柄数(取引できる株式の種類)は何千もあります。どうやって選べばよいでしょうか。

ここで、何を基準にして銘柄を選びたいか、考えてみます。主なところは、下の3つでしょう。

銘柄選びの基準

  • 値動きから収益を得る
  • 配当
  • 株主優待

配当と株主優待は、比較的簡単です。と言いますのは、証券会社等で調べれば、分かるからです。

配当や株主優待は、年とともに変化していきます。しかし、概ね傾向がありますから、今後もその傾向に沿ってくれるだろうと期待して株を買えます。

この2つは魅力的ですが、問題がないわけではありません。それは、「一気に資産を増やすのには向いていない」ということです。

短期間で大きく増やすには、値動きから収益を得るのが早いです(しかし、大変難しいというのも事実です)。そこで、いくつかの方法をご案内しましょう。

銘柄を簡単に選ぶ

証券会社の独自性の一つとして、GMOクリック証券の「かんたん銘柄診断」をご案内します。下の画像のように、簡単な質問5つに答えるだけで、銘柄の候補を出してくれるツールです。

かんたん銘柄診断

質問5つは、以下の通りです。

  • 取引頻度(どれくらい頻繁に取引するか)
  • リスクを取りたいか、あまり取りたくないか
  • 期待する利回りの大きさ
  • 興味のある業種
  • 投資金額

経験者から見れば、この5つだけで銘柄を選べるなら苦労しない、という感想かもしれません。しかし、株式の銘柄数は何千以上もあります。

その中から選ぶのは、大変なことです。

この5つの質問に答えることで、候補銘柄がいくつか示されると、とても分かりやすいです。初心者にとって株の買い方は難しいですから、ありがたいツールです。

GMOクリック証券 公式サイトへ

過去の値動きを参考にする

過去の値動きを参考にするとはすなわち、チャート分析です。しかし、チャート分析はとても難しいです。そこで、簡単にできる方法をご案内しましょう。

特定の値動きを繰り返す銘柄を探します。ここでは、みずほフィナンシャルグループを例にしてみましょう(TradingViewのチャートです)。2007年以降の表示ですから、長期間です。

みずほフィナンシャルグループのチャート

2008年のリーマンショック前後で、株価が急速に下落しました。その後、10年以上にわたって、100円~250円くらいの範囲で動いています。

そこで、今後もこの値動きが続くと予想するなら、「100円台前半まで下落したら少しずつ買い、200円くらいで売る」という案が出来上がります。

これは、難しい分析をしていません。株価の動きの特徴を見つけただけです。これでも、立派なチャート分析です。

インジケーターを使うのもアリ

インジケーターとは、株価の数字を加工して、相場の流れを読みやすくしたものです。移動平均線が代表的です。こういったインジケーターを使うのも、良さそうです。

ただし、万能なインジケーターは存在しません。ビックリするぐらい正解することもあれば、ひたすら不正解になる場合もあります。

そこで、自分にとってどれが使い勝手が良いのか、試行錯誤しながら最良のインジケーターを見つけましょう。

ニュース

その他、ニュース速報を使って、短期的な急上昇・急降下を狙う方法もあります。

アッと驚くニュースがあれば、株価は一気に動きます。ニュースをいち早く得て、すぐに取引できる体制が必要です。

専業トレーダーを目指すならば、このスタイルでも良さそうです。

銘柄の選び方のまとめ

株の買い方(銘柄選び)は、誰もが悩む難しいところです。しかし、それがあるから楽しいとも言えます。

配当目当て、株主優待目当て、あるいは株価変動を狙う取引、色々あります。自分に最も適した方法を選んで楽しみましょう。

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