株式投資の基礎・用語

証券口座を複数持つメリット

2020年4月26日

株投資をしようと思えば、証券口座は一つで十分だと思えます。例えば、楽天証券のホームページを見ますと、ざっと見るだけでも以下の金融商品があります。

  • 国内株式(現物・信用)
  • 海外株式
  • 海外ETF
  • 投資信託
  • 債券
  • 先物
  • FX
  • 商品先物 など

楽天カード等もありますし、全て楽天にすればOKと言える勢いです。しかし、証券口座は複数持つ方が良いです。その理由とメリットを考察します。

証券口座を複数持っていない場合

複数持つメリットを考えるには、逆に「1つしか持っていない場合」を考えると分かりやすいかもしれません。

証券口座が1つだけだと、以下の場合に困難に遭遇します。

システムエラー

特定のツールの使い勝手が良いなどの理由で、ある証券口座だけ維持して、他口座を解約したとしましょう。

そしてあるとき、そこでシステムエラーが起きてしまったとします。不思議なことに、こういったシステムエラーは、相場が荒れる重要な場面で起きやすいような印象です。

その理由は不明です。しかし、相場が荒れる場面では、大勢の顧客が一斉にシステムにログインして取引しようとします。

その負荷に耐えられず、引き起こされるのかもしれません。

口座は1つしか持っていません。相場が動くから取引したいと思っても、エラー発生中なので取引できません。そして、他の証券口座を作っている余裕はありません。

大変な苦痛になるでしょう。

こういった場合、証券会社は機会損失を補償しません。システムに、エラーはつきものですから。

どんなに完璧に見えるシステムでも、エラーの可能性はゼロではありません。そこで、もしもの場合に備えて、もう一つか二つ、証券口座を持っておくと安全です。

投資方針が混在する

一つの証券口座で、長期投資とデイトレードを同時に実行しているとしましょう。

そして、ある銘柄について、長期投資で保有しているとします。あるとき、短期トレードで、その株式を買うことにしました。

同一口座内で実行すると、長期の保有株と短期の保有株が混じってしまいます。購入価格等は、平均値が表示されてしまいます。

利食いしても、短期トレードで利益を上げたのか、それとも長期投資で安値で買った株を利食いしただけなのか、訳が分からなくなります。

「自分が何をしているのか、分からなくなる可能性がある」というのは、とても厳しい状況です。

少なくとも2つの証券口座を保有するメリット

以上二つの問題は、証券口座を2つ持つだけで解決します。

  • 一方でシステムトラブルが起きても、もう一方で取引可能
  • 長期投資と短期トレードで株が混在しない

いずれも、株式投資で成功するために、とても大切な視点です。

証券口座の組み合わせ例

では、どのような基準で複数の証券口座を持てば良いでしょうか。どの証券会社でも、同じ株式を買えます。株価も同一です。

そこで、案をご案内します。

  • メイン口座:売買手数料が安い
  • サブ口座:情報が充実

短期トレードで取引を繰り返す場合、手数料が気になります。そこで、手数料重視で選びます。

下の記事で、手数料比較をしています。短期で一定額以上の売買を繰り返す場合、ライブスター証券が有利だと分かります。

もう一方の情報が充実した口座ですが、今の証券会社はどこも情報が充実していることが多いです。そこで、使い勝手の良さなども加味することになるでしょう。

各種ポイントも活用

その他、下の基準も検討できそうです。

  • 各種ポイントが使える

ポイントを有効に使える証券会社の例として、楽天証券を確認しましょう。

楽天スーパーポイント

楽天スーパーポイントで、国内株式や投資信託を買えます。

  • 楽天スーパーポイントだけで買える(現金との併用もOK)
  • 国内株式代金と売買手数料の両方に充当できる
自己資金ゼロからの株式投資

楽天中心に買い物をしている場合、楽天スーパーポイントが貯まっていきます。そのポイントで株式を買えます。

すなわち、自己資金ゼロでも株式投資が可能、ということです。

自己資金を使うと、株価が下落する時の含み損がどうしても気になります。しかし、ポイントで買った株なら、含み損になっても「ま、仕方ないかな」で済ませられるでしょう。

そして、配当や株主優待重視で株を買えば、「楽天スーパーポイントで配当と株主優待をもらった」というイメージになります。

楽天スーパーポイントを持っていても、それ自体の価値は増えていきません。しかし、株式と交換することで、資産を増やすことが可能です。

楽天スーパーポイントを別の何かに使って消費するよりも、株式等に振り向ける方が、長期的に見て有利だと言えそうです。

楽天銀行サービスと併用

さらに、楽天銀行を使うと、メリットが大きくなる仕組みになっています。

楽天スーパーポイント

楽天銀行

楽天証券と同時に楽天銀行を使うと、例えば以下のメリットがあります。

  • 配当金を楽天銀行で受け取ると、1件あたり10円もらえる
  • 楽天銀行のATM手数料が1か月あたり最大7回無料に

楽天証券と銀行の併せ技で、投資を有利に進めることができます。

楽天証券 公式サイトへ

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