株投資の楽しみの一つは、銘柄探しです。しかし、銘柄探しは大変です。そこに労力を使うよりも、日経平均(日経225)を買って長期的に運用したい場合があるでしょう。

日経225ならば、毎日のニュースで報道されます。情報集めも容易です。そこで、日経平均を買うと決めたとします。

日経平均ETFまたは「くりっく株365」で買う

実際には、日経平均株価は指数なので、買うことができません。そこで、ETFまたは「くりっく株365」で日経平均を買います。

日経平均ETFも「くりっく株365」も、価格は日経平均株価に連動します。このため、銘柄比較をしても、あまり意味はないかもしれません。しかし、配当(分配金)は銘柄ごとに異なります。

そこで、配当(分配金)を比較しましょう。

日経平均株価に連動する銘柄を買って長期的に保有するなら、少しでも配当が大きい方が有利です。

配当(分配金)を比較

下のグラフは、銘柄別の配当(分配金)比較です。日経225に連動するETFは多数あるので、代表的な2銘柄を選んで比較しました。くりっく株365は証拠金取引です。

日経225の配当
くりっく株365が最も有利だと分かります。他のETFと比べて、配当は50円近く大きいと分かります。ここで、今回比較した3銘柄を簡潔に確認しましょう。

ダイワ上場投信-日経225(証券コード:1320)

東証に上場しているETFで、決算日は毎年7月10日です。分配金(配当に相当)は、年1回もらえます。信託期間(投資信託の有効期間)は無期限に設定されています。よって、希望すれば、ずっと保有可能です。

1口(1株)から取引可能で、1口の金額は日経平均株価とほとんど同じです。よって、2万円台から売買できます。

日経225連動型上場投資信託(証券コード:1321)

こちらも、東証に上場しているETFです。ダイワ上場投信と似た内容になっています。

決算日は毎年7月8日、分配金(配当)は年1回、信託期間は無期限、1口(1株)から売買可能です。こちらも、希望すれば延々と保有可能です。

くりっく株365「日経225」

くりっく株365は、ETFでなく、レバレッジを利かせた取引ができるCFDです。すなわち、FXと同じ仕組みです。取引単位は日経225の100倍です。よって、日経225が2万円ならば、最低取引金額は200万円となります。

しかし、レバレッジを利かせた取引ができます。よって、手元資金が数十万円でも、売買可能です。

なお、くりっく株365で日経225を買うと、金利を支払う必要があります。上のグラフは、金利支払い後の数字を採用しています。また、他のETFと比較できるようにするため、日経225の1倍相当を買う場合の配当額をグラフにしています。

日経平均(日経225)を買うのに有利な方法

上のグラフで明らかなのは、「くりっく株365で日経225を買うのが、最も有利」だということです。くりっく株365で売買可能な証券会社は10以上あります。同じ日経225を売買できますから、手数料が最も安い証券会社を使いましょう。

手数料比較の記事「くりっく株365の取引手数料を比較」でご確認いただけます。なお、1位はマネックス証券です。手数料は、1枚(日経平均×100倍)あたり税込152円となっています。

【公式サイト】マネックス証券

くりっく株365は、およそ24時間取引可能

また、くりっく株365の日経225は、およそ24時間取引可能というのもメリットです。下は、取引可能時間を円グラフにしたものです(1周で24時間)。午前8時30分から翌日午前6時まで売買可能です(ニューヨークが夏時間の場合、午前5時まで)。

くりっく株365の取引時間

毎月のように配当金をもらえる

くりっく株365のもう一つのメリットは、毎月のように配当金をもらえることです。下の配当額は、くりっく株365で日経225を1枚買ったときの配当額です。一方、主なETFは、年1回です。

2017年の配当金(くりっく株365)

金額
1月144円
2月1,168円
3月13,235円
4月0円
5月11円
6月2,612円
7月141円
8月1,152円
9月13,121円
10月0円
11月0円
12月3,332円
合計34,916円

毎月のように配当金をもらえる理由ですが、日経225構成銘柄が決算を迎えるたびに、配当予定額を分配するからです。よって、3月と9月の配当が大きくなっています。

1年に1回まとめてもらうか、毎月のようにもらうかの違いだけです。しかし、毎月のように配当金をもらう方が、気分がいいです。気分というのは、投資をする上で見逃せない要素です。

【公式サイト】マネックス証券

では、ETFはダメかと言えば、そうではありません。日経ETFと比べた場合の、くりっく株365のデメリットを考察します。

くりっく株365のデメリット

日経平均ETFと比べる場合の、くりっく株365のデメリットは以下の通りです。

最低取引金額が大きい(レバレッジを使わない場合、200万円以上必要)

レバレッジを利かせれば、必要な金額を減らすことができます。しかし、レバレッジを使いたくない場合、多額の資金が必要になります。この場合、日経平均ETFが候補になります。2万円台から取引可能です。

また、くりっく株365の金利支払い額が大きくなる場合も、注意が必要です。配当の手取り額が小さくなるからです。

しかし、日本の短期金利はゼロ付近に張り付いています。近い将来に上昇するか?と問われれば、どうでしょう。低金利が続く可能性が高いように見えます(永遠に低金利というわけではありませんが)。

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