日経平均株価は、1日のうちに何円動くのでしょうか。これを知っているのと知らないのでは、デイトレードの成績に差が出てくるかもしれません。

というのは、取引を開始してから「利食いを今すべきか?いや、もう少し待つべきか・・・?」と悩んでいたら、価格が反転して損してしまった!ということにもなりかねないからです。

そこで、日経平均株価の1日の値動きの大きさを確認しましょう。

日経平均株価は、1日で何円動く?

日経平均株価の1日の値動きの大きさを計測するために、「日足高値から日足安値を引く」ことにします。これが日経平均株価の1日の値動きの大きさです。そして、過去数年にわたって数字を集計すると、日経平均株価の特徴が見えてくるかもしれません。

結果は以下の通りです。

2013年
最大値: 1,458.62円
最小値: 59.87円
平均値: 216.27円

2014年
最大値: 716.77円
最小値: 37.78円
平均値: 169.42円

2015年
最大値: 1,087.85円
最小値: 47.73円
平均値: 221.68円

こうしてみますと、1年に1日くらいは1,000円を超える上下動があってもおかしくないんだな、と分かります。一方で、1日で数十円しか動かない日もあります。平均すると、毎年200円前後になっているのも興味深いです。

もう少し値動きを詳しく見るために、2015年の1日の値動きをグラフにしてみました。下のグラフをご覧ください。横軸は日数です。縦軸は、値動きの範囲を示します。何が分かるでしょうか。

2015nikkei-1day

1日の値動きとしては、100円~150円が最も多いと分かります。70回(70営業日)近くあります。次に150円~200円です。

しかし、1年間を通してみますと、1日の値動きの平均値は221.68円です。100円~150円や150円~200円よりも大きい数字です。これはすなわち、1日で極めて大きな値動きをすることが何回かあるということを示しています。その大きな値動きによって、平均値が押し上げられてしまうのです。

この結果を、どのようにデイトレードに生かすか?

では、この結果をデイトレードにどのように生かせばよいでしょうか。いくつか案があるでしょう。ここでは、例を一つご紹介します。

トレードに生かすための例:
日経平均株価の毎日の高値と安値の差は、およそ150円を中心とした範囲であると仮定してデイトレードする。それよりも大幅に価格が動きそうなときには、いつもよりもトレード数量を小さくして価格変動リスクに備える。

これは例ですので正解というわけではありません。皆様ご自身で、最も望ましいのではないかな?というリスク管理方法を考察していただきたいと思います。

→ 「株式データ分析」カテゴリに戻る