優秀な成績を収めている投資信託の一つに「ひふみ投信」があります。そこで、ひふみ投信の特徴を概観しましょう。

基準価額の騰落率及び参考指数との比較

投資信託は投資哲学が大切ですし、投資対象や手数料も気になるところです。しかし、最も大きな関心は「今までの成績はどうだったか」「今後も優秀な成績を期待できるか」でしょう。

将来の成績を確認することはできませんので、直近5期(5年間)の成績を確認しましょう。下の表の通りです。なお、データや画像はすべてひふみ投信ホームページから引用しています。

決算期期中騰落率(%)参考指数(%)
第4期(2012年)7.8%△1.5%
第5期(2013年)58.7%66.2%
第6期(2014年)24.4%13.3%
第7期(2015年)16.5%8.4%
第8期(2016年)7.2%△4.2%

なお、表の中に「参考指数」があります。これは、ひふみ投信の成績の基準としているものではありませんが、何か比較する対象があると分かりやすいです。そこで、参考までとして掲載する数字です。ひふみ投信はTOPIX(東証株価指数)を参考指数としています。

こうして表を眺めると、いくつか特徴的なことがあります。

特徴1:過去5期はすべてプラスの成績だった

この期間は参考指数であるTOPIXは2回もマイナスに沈んでいます。しかし、ひふみ投信は過去5年間すべてプラスです。マイナスかプラスか。この差はとても大きいです。

具体的には第4期(2012年)と第8期(2016年)です。参考指数との差を計算しますと、おおむね10%です。10%も成績が違うというのは、とても大きな差です。

特徴2:参考指数よりも良好な成績

これは特長1にも関連しますが、ひふみ投信は参考指数よりも良好な成績を出すことが多いです。ということは、参考指数であるTOPIXをETFで買って持つよりも、ひふみ投信を買って持つ方が有利だったということになります。

以上の特徴を踏まえますと、下のグラフになるのは自然なことかもしれません。下のグラフは、ひふみ投信を毎月1万円購入した場合に、資産がどのように増えてきたかをグラフ化したものです。一番左は2008年10月、一番右は2015年10月です。

灰色の部分は、資金の投入額です。毎月1万円買っていますので、直線的なグラフになっています。赤色で書いた部分が、資産増加分です。入金額は合計で89万円、資産評価額は195万円となっています。

入金額が2倍以上になっているのは、かなりすごい成績です。

なお、この成績は将来も同様になると保証するものではありません。この点に注意が必要ですが、良好な成績を出してきたのは事実です。

ひふみ投信の手数料

次に、ひふみ投信の手数料を確認しましょう。とても特徴的な内容となっています。

買付手数料が無料

買付手数料無料の投資信託はチラホラとあります。ノーロード型と呼ばれます。投資信託を販売する側とすれば、買付手数料も欲しいところです。しかし、購入する我々とすれば、支払いたくない費用です。

ひふみ投信は、買付手数料が無料なのでお得です。

解約手数料も無料

また、解約時に必要な手数料も不要です。信託財産留保額もありません。投資信託では、解約するときに全額が手元に戻るのではなく、「信託財産留保額」という名目で、一定の資金を投資信託に残す制度があります。

これは、投資信託の解約に伴って、運用している株式等を売却して現金化する必要があるかもしれず、引き続き投資を続ける人が不利にならないようにする配慮です。

しかし、解約する側とすれば、信託財産留保額は費用でしかありません。これが無料というのは助かります。

長期で保有すると、手数料を還元

さらに、長期間保有すると手数料(信託報酬)の一部が割安になるという制度を設けています。すなわち、長期で保有すればするほど、割安な手数料で取引できるということになります。

ひふみ投信は、長期的な視野で投資する顧客を求めていることが分かります。

ひふみ投信は、日本株の個別銘柄を厳選して保有し、中長期で成長を見守ります。このスタイルを実行するには、顧客にもその特徴に賛同してもらう必要があります。そこで、長期で保有すればするほど手数料が安くなるという制度を導入しているのでしょう。

ひふみ投信の投資対象

このような優秀な成績かつ手数料が小さいひふみ投信ですが、投資対象は何でしょうか。交付目論見書(こうふもくろみしょ)で確認しますと、以下の通りです(2016年10月31日現在)。

日本株式: 97.97%
現預金等: 2.03%

以上の通り、日本株投資ファンドと言えるでしょう。

購入方法

では、最後に購入方法を確認しましょう。下の大きな四角のバナーから口座を作っていただき、資金をひふみ投信に入金することで投資できます。

1 振込:10,000円以上1円単位の振込でOKです。
2 毎月引き落とし:こちらも、10,000円以上1円単位で設定できます。

【公式サイト】ひふみ投信