ボックス相場のトレードは難しい

ボックス相場でトレードをするのは、思いのほか難しいです。図で確認しましょう。下の青の曲線は日経平均株価の動きを示します。ボックス相場ですから、株価が同じ範囲で行ったり来たりを繰り返している様子を描いています。

ボックス相場の一番下で買い、ボックス相場の天井で売ります。これを繰り返せば、利食いがどんどんできるはず・・・です(売りの場合はこの反対)。

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しかし、上のようなきれいなボックス相場というのは、なかなかあるものではありません。下の図で確認しましょう。

例1:
点Aで買ってみたところ、底値だと思って買ったのに、その後もしばらく株価が下落してしまって冷や汗をかくかもしれません。しかし、最終的に高値の点Bで売れればOKです。

例2:
安値の点Cで買おうと思ったら、株価が意外に下がらず、買えずに終わってしまうこともあるでしょう。

例3:
安値の点Dで買えました。しかし、売却予定の点Eまで上昇しないで再び下落トレンドになりました。このような場合、含み益があっという間に減っていきますから、かなり焦るかもしれません。

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トラリピはボックス相場が得意

上の難しさの理由は「最安値で買って、最高値で売ろう」としているからです。

一方、トラリピはボックス相場のトレードが得意です。その理由は下の図の通りです。点F、G、H、Iのように、広い範囲に買い注文を出しますので、買い注文の中で約定できないものがあっても構いません。注文のいくつかが成立すればOKです。

最高値や最安値を狙っていません。

そして、少し含み益が出たら売却します。売却したら、元の買い注文と同じ株価で再び買います。そして売ります。これを自動で繰り返してくれます。いちいち手入力で発注する必要がありません。

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手入力で発注すると、深夜帯やお昼の働いている時間に株価が大きく動くと、取引チャンスを逃してしまう可能性があります。寝ないで相場を見張っているわけにはいきませんから、全自動で取引を繰り返してくれるトラリピは優れた注文機能です。

トラリピはくりっく株365で取引します。現物株市場と異なり、ほぼ丸一日相場が動いています。よって、深夜帯でも自動取引が可能です。

トラリピを使ったボックス相場のトレードをいつ終える?

では、このトラリピをいつ終えるべきでしょうか。それは、「ボックス相場が終わるとき」です。

下の図で確認しましょう。2本の赤線で囲んでいる範囲で買いのトラリピを設定しているとします。株価がこの範囲で上下動している間は、新規買いと売却を繰り返してくれます。知らないうちに取引回数がとても多くなっていた!という、うれしい状況もあるでしょう。

そして、株価がJの方向に進むと、トラリピも終了です。もうトレードできませんが、数多くのトレードをしてくれて満足です。次の取引チャンスを狙いましょう。

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しかし、株価がKの方向に進む場合は注意が必要です。というのは、赤線で囲まれた範囲で買い注文を出していたのですから、Kの方向に進むと含み損が大きくなってしまうからです。

この場合、損切りをします。損切り注文を出す株価は、ボックス相場の下限の少し下のあたりです。上の図でいえば、下側の赤線のすぐ下です。

「損切りは嫌だなあ・・・」

という感じかもしれません。しかし、損切りしないと含み損が膨らんでしまう可能性があります。また、すでにトラリピで何回も取引を繰り返していますから、ここで損切りしてもトータルでプラスの成績なら全く問題ありません。

トレードの目的は勝率100%を目指すのではなく、資金増を目指すことです。このため、損切りを渋って大きな損を被る可能性を排除し、トラリピで資金をコツコツと増加させていくことに注力しましょう。

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