トラリピの両建てとはどういうことか

トラリピで両建てをするというのは、どういうイメージでしょうか。図を見ながら考えましょう。

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上の図で、青の曲線は株価の推移を示します。点Aで買って点Bで売ります。点Aと同じ株価である点Cで再び買い、点Bと同じ株価である点Dで売ります。これを延々と繰り返すのがトラリピです。

しかし、くりっく株365では、買いからだけでなく売りからも取引を始めることができます。すなわち、下の図の通りです。

点Gで売って点Hで買い戻します。そして、点Gの株価と同じ点Iで再び売り、点Hと同じ株価である点Jで買い戻します。これを延々と繰り返します。

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そして、買いのトラリピと売りのトラリピを重ねてみますと、下の図のようになります。ゴチャゴチャして良く分からない図になっていますが、株価の上昇過程でも下落過程でも、両方で利食いできている様子が分かります。

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上の図では、分かりやすくするために、買い注文と売り注文をそれぞれ一つに絞っています。しかし、トラリピは売買のポイントを一点に絞ることはしません。下の図のように、幅広い範囲にちりばめるように注文を出します。

下の図では、4つの買い注文を出しています。売りも同様に4つ設定すると、株価の値動きの大きさによっては、どんどん約定するというイメージになるでしょう。

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両建てのメリット

では、この両建てのメリットは何でしょうか。

株価が上昇しても下落しても利食い可能

買いのトラリピの場合、基本的に株価が下落する過程で買い、株価が上昇する過程で売ります。ここで利食いが成立します。売りの場合は逆です。株価の上昇過程で売り、下落過程で利食いです。

そして、両建ての場合、株価が上昇しても下落しても利食いできるということになります。買いだけや売りだけの場合に比べて、利食い速度を2倍にすることも可能です。すなわち、有利にトレードできる可能性があります。

必要な証拠金が少なくて済む

くりっく株365でトラリピをしようとする場合、1枚取引するのに必要な証拠金額は「取引額の3%~4%くらいに1万円を追加した額」です。1枚とは日経平均株価の100倍を示します。日経平均株価が15,000円だとすると、必要な証拠金は6万円前後でしょう。

すると、数多くのトラップを仕掛けようとすると、相応の証拠金が必要になります。

しかし、両建ての場合、証拠金の計算方法が異なります。「買い数量と売り数量の差額分についてだけ、証拠金を準備すればOK」です。下の図で確認しましょう(マネースクウェア・ジャパンのホームページから引用)。

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上の図では、買い数量が5枚、売り数量が4枚です。その差は1枚です。全部で9枚のポジションがあるのですが、証拠金として準備しなければならないのは、買いと売りの差である1枚分だけです。

資金効率がとても高いことが分かります。

両建てのデメリット

両建てのメリットとは、「最終的に損切りする場面が出てしまう」ということでしょう。下の図の場合、最終的に株価はボックス相場の上方向に抜けています。すなわち、売りトラリピについてはどこかで損切りしなければなりません。

買いトラリピの場合は、株価が下方向に抜けていく場合に損切りすることになります。

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しかし、両建てですから、買いだけ・売りだけのトラリピに比べて利食い速度は2倍くらいに速くなります。これが武器です。

よって最終的に、損切りで失う資金よりも多くの資金をトラリピで獲得すればOKです。株価の上昇過程でも下落過程でもトラリピで利食いしてくれます。よって、ボックス相場を読んで、その範囲にトラリピを設定できるか?これが勝敗を分けることになるでしょう。

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