トラリピは、ボックス相場の時に最高の威力を発揮すると予想できます。しかし、トレンド相場でもその能力を発揮してくれます。

トレンド相場をよりはっきりと理解するため、先にボックス相場について確認しましょう。

ボックス相場のトラリピで問題になりうるのは、トラリピの終了ポイントの設定・・・すなわち、どこで損切りするか?でしょう。ボックス相場の損切りポイント設定は比較的容易です。下のチャートをご覧ください。

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買いトラリピをしているときは、点Kで損切りします。売りトラリピをしている場合は、点Jよりも少し下の部分で損切りします。すなわち、ボックス相場が終了した時点で損切りです。

損切りというと嫌なイメージだと思いますし、損切りはできればしたくないものです。しかし、ボックス相場が永遠に続くと考えるのは無理ですし、損切りする前にボックス相場で何回も利食いしてくれれば、トータルでプラスにできます。

ちなみに、買いトラリピをしていて、株価が点Jの方向に抜ける場合は、損切りしないで終了です。利食いを数多く繰り返した上に、損切りなく終了できるのは最高の結果です。

よって、ボックス相場でトラリピをする場合は、「ボックス相場が終了した後、相場は上昇か下落か、どちらの可能性が高いだろう?」ということも考えながら取り組みましょう。

トレンド相場とは

最初に、トレンド相場とはどのような状態か?を確認しましょう。下のチャートをご覧ください。「高値Cは、その前の高値Aよりも高い。そして、安値Dは、その前の安値Bよりも高い」これが上昇トレンドです。

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下落トレンドの場合は、この逆になります。「高値Cは、その前の高値Aよりも安い。そして、安値Dは、その前の安値Bよりも安い」ということです。

そして、上昇トレンドが終了するときとは、どのような場合でしょうか。下の図をご覧ください。高値Eは、その前の高値Cよりも安くなっています。「高値が、その前の高値よりも高い」という上昇トレンドの定義から外れています。この場合、上昇トレンドは終わったと考えられます。

そして、点Eを過ぎて破線は安値Dよりも安くなっています。こうなると、今度は下落トレンドの発生!ということになります。

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上昇トレンド相場のトラリピ:損切りポイント設定方法

では、上昇トレンドをトラリピで攻める場合、どのような設定にすべきでしょうか。

トラリピで上昇トレンドを攻める場合、上昇トレンドが終わったらトラリピ終了を検討すべきでしょう。下落トレンドに転換する場合、含み損が大きくなってしまうからです。

あるいは、上昇トレンドが終了したとしても、その後ボックス相場になるかもしれません。ボックス相場ならば買いトラリピを継続しても問題ありません。どんどん利食いができます。

以上の内容を踏まえれば、トラリピの終了時点(=損切りポイント)は下の図のようにすべきでしょう。現在の株価が赤丸のところにあるならば、損切りポイントは直近安値(点B)の少し下、横で赤線が引いてあるところです。

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また、下の図で、現在の株価が赤丸の部分にある場合、損切りポイントは点Dのすぐ下のあたりです。

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そして、株価がジグザグと動きながらも損切りポイントの上で推移し続ける限り、トラリピでどんどんリピート(利食い)を繰り返します。最終的に損切りになるとしても、それを補って余りある利食いをすればOKです。

あるいは、もう満足!という回数の利食いをしたら、トラリピをいったん終了して様子見でも良いでしょう。この方法ならば、損切りしないで済むかもしれません。

トレンド相場からボックス相場に移行した場合は、この記事の一番上でご案内しました位置で損切り注文を出します。ここまでくれば、利食い額が十分に積み上がっていて、損切りで終了しても大幅プラスを期待できるのでは?と思います。

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