株式相場に限らず、ETF市場でも毎日のように窓ができてもおかしくないでしょう。では、窓ができるとき、トライオートETFではどのような取引になるでしょうか。

窓とは何か

窓という場合、株式相場とFX相場では扱いが異なります。トライオートETFでは株式を原資産とするものが多いですから、株式相場の窓について確認しましょう。

下の図は、日足のローソク足です。左側は前日の日足です。右側には本日の始値のみ書いてあります。本日の始値が前日の高値よりも高い場合に窓ができたといいます。

逆も成り立ちます。すなわち、本日始値が前日安値よりも安くなる場合も、窓ができたといいます。

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トライオートETFの取引時間と窓

では、トライオートETFでは、どれくらいの頻度で窓が出ると想定しておくべきでしょうか。これを予想するために、トライオートETFの取引可能時間を確認しましょう。

日本の銘柄:
9時05分~11時25分、12時35分~14時55分
米国の銘柄:
(標準時間)23時35分~翌日5時55分
(夏時間)22時35分~翌日4時55分

日経225連動型上場投資信託など日本の銘柄の場合、東京証券取引所の立会時間よりも少し短いです。米国の銘柄も同様です。なお、米国のサマータイムは3月第2日曜日から11月第1日曜日までです。

以上の取引時間ですから、かなりの頻度で窓ができそうです。例として、2015年11月から2か月間の日経平均株価について、日足チャートは下の通りです。

nikkei-daily-201511-201512

毎日窓が出ると表現するのは間違いですが、とても高い頻度で窓ができていると分かります。よって、トライオートETFでの窓の取り扱いについて、確認する必要があるでしょう。

トライオートETFでは窓にどのように対応するか

では、窓ができるときのトライオートETFの挙動はどのようになるでしょうか。例を使って考えましょう。

(例)100円で買って、買った値段から10円上昇したら売り、そして、売り値から10円下落したら再び買うというAP注文があるとします。

この時の売買の様子は以下の図の通りです。(例)の設定どおりに売買を繰り返しています。

triauto-mado-exam1

さて、ここで窓ができたとしましょう。最初に100円で買ったのですが、窓ができたために一気に20円上昇しました。この時のトライオートETFのAP注文はどのようになるでしょうか。

triauto-mado-exam2

最初に100円で買いました。窓ができたので120円で売りました。本来は110円で売ろうとしていたのですから、とても良い動きです。その後の動きに注意です。「売却価格から10円下落したところで再び買う」です。すなわち、買値は110円となります。

そして、買い値から10円上昇したら売ります。すなわち、120円で売ります。

こうしてみると、トレードの範囲が上方向にずれたことが分かります。仕掛け注文でトレードする場合、数多くのAP注文が発注されます。そこで、窓が繰り返し同じ方向に出てくると、同じような価格で売買するAP注文が出てしまうかもしれません。

そのような状況になるとはすなわち、売買を繰り返しているということです。基本的にはOKという場合も多々あるでしょう。しかし、これでは不都合だな・・・というくらいにトレード範囲が大きくずれてしまった場合の修正方法は2つあります。

(1)個別にAP注文を修正しましょう。具体的には、決済価格を本来の値に修正します。そうすれば、再び元の値段でトレードすることができます。

(2)仕掛け注文の稼働を停止します。そして、ポジション(建玉)がなくなったら再稼働します。こうすることで、設定がリセットされて初期設定の通りに動きます。

【公式ページ】トライオートETF
インヴァスト証券「トライオートETF」

 

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