(注:2016年5月現在、トライオートETFは買いのみできます。ホームページによると、売りは「近日解禁」です。よって、今から考察しておきましょう。)

相場がいつも上昇するならば、こんなに楽なことはありません。「買って持つ」これだけでOKです。しかし、残念ながら相場は下落します。暴落という表現がぴったりという場面もあるでしょう。

そのとき、どうしましょうか。

・何もしないで眺める
・買いポジションを損切りして我慢する
・買いポジションを持ち続けて我慢する
・下落しきったところで買えないか、検討する

いろいろな方針があるでしょうが、下落している最中に買いで勝負するのは難しいでしょう。そこで、売りで勝負することが選択肢になります。

トライオートETFでは、売りでも勝負することができます(近日解禁予定)。信用取引口座を作る必要はありませんし、何か別途手続きをする必要もありません。「買い」をクリックする代わりに「売り」をクリックして注文するだけです。

そこで、これからしばらく下落相場だろうという相場観を持つ場合は、売りでの勝負を考えてみましょう。

株式相場では、上昇するときはゆっくりで下落は速いということが知られています。このため、下落の波に上手に乗ることができれば、トライオートETFのメリットとの相乗効果を期待できるでしょう。

売りのコストに注意

トライオートETFを売買するとき、いくらかの諸経費が発生します。そこで、売りに特有の経費について確認しましょう。

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分配相当額

買いポジションの側が分配相当額を受け取るのですから、売りはその反対です。毎月分配型のETFで売る場合や、配当が大きなETFを売る場合には、この分配相当額が痛いかもしれません。取引開始前に分配相当額を確認しましょう。

(すなわち、買う側は分配相当額が「おいしい」ということです。)

配当が毎月あって、かつ、配当利回りが大きいETFの例として、iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETFがあります。逆に、分配相当額がゼロの銘柄もあります。SPDR ゴールド・シェア【SPDRゴールド】がその例です。

金利調整額

CFDを取引する顧客側から見ると、取引の結果としての損益だけ資金移動があります。しかし、トライオートETFを運営しているインヴァスト証券からみると、実際にETFの売買をしています。

インヴァスト証券がETFを売れば、インヴァスト証券の手元にお金が振り込まれます。すると、そのお金から金利を得られます。その金利は、CFDを売っている顧客に渡されます。

とういわけで、金利調整額はプラスの数字を期待したいですが、現在の超低金利ではまともな金利が付きません。そこで、上の表のように「なし」となります。

貸株料調整額

インヴァスト証券は、顧客の求めに応じてETFを売ります。しかし、何もない状態でETFを売ることはできませんので、どこかから借りてきます。その借り賃です。

貸し出せる数量に比べて借りたいという数量が大きい場合、この貸株料が高騰する可能性があります。現在いくらなのか、取引前に確認しましょう。また、売りポジション保有中にも時折確認しましょう。

この貸株料調整額は、買う場合には存在しないコストです。

最後になりましたが、売買手数料は以下の通りです。こちらは買うときと全く同じです。海外ETFの現物を買うよりもずっと安価です。

・マニュアル注文(裁量取引)の場合: 無料
・AP注文の場合: 注文金額の0.3%
【公式ページ】トライオートETF
インヴァスト証券「トライオートETF」

 

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