長期投資

失業率と日経平均株価の関係

2016年5月14日

失業率が高い時は、不景気でしょう。また、失業率が低ければ、好景気でしょう。ということは、失業率と日経平均株価の間に有意な関係があるかもしれません。

そこで、失業率と日経平均株価の相関関係を調べましょう。

失業率と日経平均株価の関係

下のグラフは、日経平均株価と失業率を同じグラフに表示したものです。左縦軸は日経平均株価、右縦軸は失業率(%)を示します。

1991年以降のグラフですので、長期間の分析です。

失業率と日経平均株価

このグラフを見て言える主な点は、以下の2つでしょう。

  • 失業率が上昇すると、日経平均株価は安くなる
  • 失業率が下落すると、日経平均株価は高くなる

下のグラフは、縦に3本の線を引いています(数字1~3)。失業率の山と谷で引いたものです。

日経平均株価と比較しますと、失業率と日経平均株価の転換点が完全に一致しているというわけではありません。しかし、大きな誤差はないと分かります。

失業率と日経平均株価

数字1に至るまで、失業率は上昇を続けました。株価は乱高下しながらも、全体としては下落基調です。

そして、数字1を境にして、失業率が低下を始めました。すると、株価も急反発している様子が分かります。ほとんどズレがありません。

数字2、3も、同様の関係です(数字3は、失業率の低下と株価の上昇の間に、年単位のズレがあります)。

また、失業率が高くなる場合、5%前半でピークを付けて下落に転じていることが分かります。今後も同様になるとは限りませんが、何かの参考になるかもしれません。

ちなみに、上のグラフは、横軸が5年単位となっています。

すなわち、「失業率が下落を始めたことを確認して、日経平均株価が上昇傾向を示していることも見てから、ゆっくり買っても間に合う」ということです。

上のチャートで確認しますと、5,000円から10,000円くらいの値幅を狙うことも可能だと分かります。

株式投資に具体的に生かすには?

では、上で確認しました関係を株式投資に生かすには、具体的にはどうすれば良いでしょうか。案を紹介します。

トレード案1

失業率がピークを付けて下落トレンドになったら、日経平均株価に連動する上場投資信託(ETF)を買う。
どこで失業率がピークを付けるのか不明ながら、5%台になったらピークが近いかもしれないと考える。

トレード案2

失業質が上昇に転じたら、日経平均株価の継続的下落を狙う。
ただし、信用売りをすると貸株料などが嫌なので、インバース型の日経平均ETFを買う(インバース型とは、日経平均株価が下落したら価格が上昇するETFのことです)。
あるいは、「くりっく株365」で日経225を売る(売りから取引を始めることができます)。

失業率と日経平均株価、いつも正反対の方向に動くとは限りません。

しかし、失業率が高くなる理由や低くなる理由を考えますと、日経平均株価との関係は今後も継続するのでは?と予想可能です。

インバース型ETFの値動き

インバース型ETFの話が出ましたので、値動きの様子を見てみましょう。「NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信」です。

インバース型ETF

2012年以降、いわゆるアベノミクスで、日経平均株価は上昇基調でした。インバース型ETFは、日経平均株価と逆の動きをします。すなわち、下落です。

上のチャートを見ますと、価格がひたすら下落している様子が分かります。

なお、インバース型ETFには、ちょっとした注意点があります。それは、長期保有すると、日経平均株価の値動きとの連動性がやや弱くなることです。

くりっく株365の日経225

連動性がやや弱くなるのは面白くない、という場合は、くりっく株365の日経225が候補になります。

くりっく株365を使うと、平日ほぼ24時間の取引が可能になります。レバレッジを効かせた取引も可能です(レバレッジは使わなくても構いません)。

日経平均株価は上昇するだろうと思えば、買って取引を始めます(その後に売って、取引終了です)。逆に、下落するだろうと思えば、売って取引を始めます(その後に買い戻して、取引終了です)。

当ブログ経由で岡三オンライン証券の「くりっく株365」口座を開設いただき、5万円を入金しますと、3,000円をもらえます。取引しなくてももらえますので、お得です。ご利用ください。

男女別失業率と、日経平均株価

最後に、失業率を男女別に分解してみましょう。下のグラフの通りです。

失業率と日経平均株価

全体的に、女性の失業率の方が低いことが分かります。しかし、日経平均株価との連動性という観点から見ますと、男女別に分けて考察する価値はあまりないように見えます。

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